序文にかえて
パリを皮切りに、アメリカ、ロンドン、そしてスイス等、国外が人生の半分以上になりました。多様な人々や文化や言葉に晒されるのがごく当たり前の日常。その中で色々なことを思ったり考えたりします。音楽と文学と哲学とお酒が、たぶん一番好きなことですが、昨今の国内外の状況には、いつまでもapoliticalでいられるはずもなく、ここでもときどき政治のことを書いたりします。
最新刊 「パリ妄想食堂」(角川文庫) 近著 「神話 フランス女」(小学館) 「難民と生きる」(新日本出版社) 「旅に出たナツメヤシ」)(KADOKAWA) 執筆依頼、その他、お問い合わせはmnagasakaアットマークbluewin.chまで カテゴリ
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2010年 02月 17日
フェアリーテール、2月のオープンドアは両日とも、寒くて暗いお天気。けれどそんな中、雪道をてくてく歩いてかけつけてくださったみなさま、本当にありがとうございました。
毎度のことながら、新しい出会いや懐かしい再会もあり、そんなこんなを支えになんとか続けていかれること、ありがたく思っています。自家製ホットワインとスパイスティーも好評で、やっぱり陰気なスイスの冬はこういう温まる飲み物が一番です。ちなみにホットワインのほうは、アルザス風にスパイスをたっぷり入れて(クリスマスシーズンにたくさん出回るpain d'épice~パンデピス~のイメージですね)つくりました。スパイスティーのほうは、KUSMIのお茶に、やはりオレンジピールや生姜などを適当に追加してスパイス度をアップ。いずれも使ったお砂糖は、マックスハヴェラールお墨付きのフェアトレード・ケインシュガーです(白砂糖でないところが、けっこう重要なポイント)。 わりといつもそうなのですが、こうした「小イベント」を終えたあとは、なぜか突然、からだの力が抜けて、そして具合が悪くなったりします。今回もまた、翌日曜は、体中に原因不明の痛みが走り、頭もガンガン。丸一日、パジャマ姿、すっぴん状態で寝たり起きたり。忙しい渦中とか、緊張しているときに私は滅多に病気にならないのですが、一仕事終えると、こうして病が向こうからやってくる。身体的免疫系と心的なものの密接な連関を、まさに身をもって痛感することしきりです。一夜明けた昨日は、すでにかなり元気になりました。風邪でもなく、といって単なる疲れというのでもなく、でも確かに具合が悪かった。いったいあれはどんな病だったのでしょうか・・・・。我ながら軟弱だと思います。 なんだかんだ、こうして慌しくしている中、出版社の方とお約束している単行本の原稿がなかなか進まず、その点でもとっても軟弱です。
by michikonagasaka
| 2010-02-17 17:33
| fairy tale & サステイナブル
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