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序文にかえて
パリを皮切りに、アメリカ、ロンドン、そしてスイス等、国外が人生の半分以上になりました。多様な人々や文化や言葉に晒されるのがごく当たり前の日常。その中で色々なことを思ったり考えたりします。音楽と文学と哲学とお酒が、たぶん一番好きなことですが、昨今の国内外の状況には、いつまでもapoliticalでいられるはずもなく、ここでもときどき政治のことを書いたりします。
最新刊 「パリ妄想食堂」(角川文庫) 近著 「神話 フランス女」(小学館) 「難民と生きる」(新日本出版社) 「旅に出たナツメヤシ」)(KADOKAWA) 執筆依頼、その他、お問い合わせはmnagasakaアットマークbluewin.chまで カテゴリ
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2009年 12月 15日
フランス語圏スイスの新聞Le Tempsの本日の記事より。
まあ、ともかくこれをご覧いただきたい。 フランス語がわからない方でも、この記事がどんな方向のものなのかはなんとなく想像がつくかと思う。実際、私も記事を一目見た瞬間、「ひえ~、またやってくれたかニッポン!」と、誇らしさと恥ずかしさ半々(うそ)の思いに舞い上がったが、よ~く記事を読んでみると、これはフランスのリベラシオンという日刊紙のジャーナリストがこのたび上梓した「108の愛欲グッズ」という本の紹介記事であることが判明。どうやら著者のAgnès Giard さんは、長年来の日本愛好家(多いですね、フランスには)らしく、これはその彼女の日本への愛が本という姿になって表現されたとものというべきか。 煩悩(=désir)と、広義の欲望、欲(=désir)。そうか、フランス語ではどっちもdésirでオッケーなんだな。なんかおおざっぱな言葉だな、などと思いながら記事を読み進める。 へ~、こんなのもあるんだ、すごいなぁと感心するようなグッズがカラフルな写真つきで次々紹介される。どう使ったらいいのかよくわからないものもあるし、これはエグい、とうなる商品もある。思わず買っちゃおうかとそそられる(うそ)ものもある。 こうしたグッズの中には「新発売されたと思ったら6ヶ月後にはすでに市場から消えているもの」(日本人は新発売というコンセプトが大好き、との補足説明あり)から、「ラブホテルなどに古くから常設されているタイプで、すでに6億個も売れたというロングセラーもの」までさまざまだが、いずれにせよ、こうした愛欲グッズは、この記事によれば「本の中では少しも下品な様相を呈しておらず」「それは日本の長い伝統、アニミズム的神道と仏教が渾然一体となったその宗教観、そして日本人の美意識が凝縮されたもの」なんだそう。 もちろん本のタイトルの108は、仏教の煩悩の数をパロッっており、記事中では大晦日に除夜の鐘をなぜ108回つくのか、なんていう説明まで丁寧にしてくれている。単なるエロ系オモチャの集合を、こんなふうに高尚な「文化」「伝統」表現としてとらえていただけて、光栄といおうか、恐縮といおうか・・・。フランス人にはホント、感謝しなくちゃな、と衿を正したくなるところだ。 ネットでなくて紙の新聞のほうにはもっともっと写真がたくさん載っていたのをここでご紹介できないのが残念!
by michikonagasaka
| 2009-12-15 05:37
| 考えずにはいられない
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