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序文にかえて
パリを皮切りに、アメリカ、ロンドン、そしてスイス等、国外が人生の半分以上になりました。多様な人々や文化や言葉に晒されるのがごく当たり前の日常。その中で色々なことを思ったり考えたりします。音楽と文学と哲学とお酒が、たぶん一番好きなことですが、昨今の国内外の状況には、いつまでもapoliticalでいられるはずもなく、ここでもときどき政治のことを書いたりします。
最新刊 「パリ妄想食堂」(角川文庫) 近著 「神話 フランス女」(小学館) 「難民と生きる」(新日本出版社) 「旅に出たナツメヤシ」)(KADOKAWA) 執筆依頼、その他、お問い合わせはmnagasakaアットマークbluewin.chまで カテゴリ
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2010年 05月 08日
![]() これはおととい、ロンドンから戻った友人からのおみやげ。その日はちょうど、イギリスの総選挙の日。今回は保守党も労働党も単独過半数が望めず、それが逆に選挙そのものへの関心を高め、メディア合戦、マーケティング合戦(こういうの、イギリス、すっごく得意)もかつてない盛り上がりを見せていた・・・とはいえ、ここまでやるとは、と、正直、笑えた。 これは町中のデパート「セルフリッジ」でプロモーションをしていたもので、友人は「ブラウン」「キャメロン」「クレッグ」の各フレーバーをテイスティングした結果、味の点で「もっともイケル」と判断した「ブラウン・フレーバー」を購入。商品名のサブとして「Scotch egg and brown sauce flavour, limited edition political chips」とあり(ここで、また笑う)、そして製造元のところには cooked on our farm in Herefordshire, www.tyrrellspotatochips.co.uk と記載されている。 ではお味見を・・・と袋を開けてびっくり。なんとこのパッケージは、このチップス会社の既存の袋を裏返してそこにシールを貼り付けてつくってあることが判明。余計な経費をかけず、最大のマーケティング効果を狙うこの発想。頭いいな~、と感激! ![]() 昔っから、私はイギリスのTVコマーシャルが大好きだった。それはたとえば、アメリカの 「call us immediately at 800-000-0000」 「save up to 80% right now!」的な、「お得ですよ」の側面ばかりをクローズアップしたみもふたもない直接トークの押し売り型とも違い、また、フランスの、「croustillant, ah, tellement croquant, c'est delicieux・・・・うっふん♥」的な、なんでも女のささやき声とかアムール系の方向にもっていこうとする形容詞多用型とも違い、かといってスイスの、いかにも広告制作費ケチりました、的な、素人作品丸出しのCMとも違い、本当にこれぞ「芸」というレベルのユーモア、グラフィック、隠されたリフェランスが満載。特に、CMの世界コンペとかで上位入賞しているような作品は、ひとつひとつがほれぼれする出来で、もし私がイギリスに生まれていたら広告業界目指したかも、と思ってしまう。 結局、選挙の結果はキャメロン保守党が勝ったものの、単独では過半数に満たず、自民党との連合を打診・交渉中というのが、現在、このブログを書いている時点でのリアルタイムニュース。この盛り上がり満載の選挙期間中に、各党の、および選挙に乗じたビジネス界でのすぐれたマーケティング戦略をかの地で目の当たりにできなかったのがちょっと惜しまれるところだ。 ちなみにこのスコッチエッグ&ブラウンソース味だが、お味そのものはといえば、チップスのテキスチャーはほぼ、満点。でもフレーバーは75点くらい、かな。(ちなみに私が世界で一番好きなチップスは、やっぱりイギリスのKETTLEというブランドの「Sea salt and vinegar」味)
by michikonagasaka
| 2010-05-08 17:12
| 身辺雑記
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