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序文にかえて
パリを皮切りに、アメリカ、ロンドン、そしてスイス等、国外が人生の半分以上になりました。多様な人々や文化や言葉に晒されるのがごく当たり前の日常。その中で色々なことを思ったり考えたりします。音楽と文学と哲学とお酒が、たぶん一番好きなことですが、昨今の国内外の状況には、いつまでもapoliticalでいられるはずもなく、ここでもときどき政治のことを書いたりします。
最新刊 「パリ妄想食堂」(角川文庫) 近著 「神話 フランス女」(小学館) 「難民と生きる」(新日本出版社) 「旅に出たナツメヤシ」)(KADOKAWA) 執筆依頼、その他、お問い合わせはmnagasakaアットマークbluewin.chまで カテゴリ
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2011年 04月 06日
3月11日以来、私も、そして周りも、とにかく心がエマージェンシー状態で、とるものもとりあえず一気に走ってきたという感じがしている。それぞれの人がそれぞれに智慧と心を振り絞って「今できること」を考え、実行してきたその勢いはなにしろすごかった。
このエマージェンシー状態は、けれど、まだまだ続いていく。原発は収束の兆しがなかなか見えてこないし、なによりこれだけの災害を受けたエリアの復興は、物心ともに何年も続く長期戦になる。 今回の惨事を機に、あらためて、またははじめて原発について考えてみた人も多いことだろう。スイスでは、原発問題でグリーン系政党が躍進する現象が「フクシマエフェクト」と呼ばれている。これまでもいくつかの州で行われた地方選で、保守系が苦戦、グリーンが大幅議席増という現象が確実に起こっているし、10月に予定されている国レベルの選挙でも、フクシマエフェクトが大きく影響するのは必至という見方が強いよう。 そんな状況の中、フェアリーテールのやっていること(やろうとしていること)の意味を私も少し考えてみた。もともとは、成り行き上生活の場となったこの国で、大河の一滴、それもほんの小さな小さな一滴でいいから、なにか地球のため、人のため、世界の子供たちのためにできることはないだろうかと模索した結果の起業だった。社会的起業などという大げさなものではなく、楽しくお買い物をしていただく中から、フェアトレードというコンセプトがごく一部のエコ人口の枠から外へ飛び出し、より広く市民権を得て、ゆくゆくは衣食住すべての分野で、それが当たり前のビジネスモデルになっていく。そんな夢をふところに、資金もコネも経験もないところで無謀にはじめてしまったことだった。 思えば確かに無謀なことではあった。そしてその無謀さがゆえに、ときに心細くなったり、「しまった」と焦りまくったりする側面も当然あった(今後も絶対ある)。けれど、まあ、ほそぼそながらなんとか続けていこうと二年後の今も思っているのは、やはり、サステイナブルな地球というものへの願いが変わらずそこにあるから。 お花見が不謹慎とか、ビジネスが不謹慎という向きもあるようだが、「続ける」ことがすなわち、「続く」ことにつながるのである。続かせるためには、続けていかないといけない。 というわけで、しばらくおざなりになっていたフェアリーテールを、また「続けていく」ことにいたしました! ![]() 折しも春の到来で新しい商品も届いている。そんな中から本日は、アップサイクルのエコバッグをご紹介。 フランスのLes Filles du facteur というブランドが立ち上げたこのラインは、ポリ袋からのアップサイクルがコンセプト。類似の商品は他のメーカーからもぼちぼち出ているけれど、フェアリーテールのリサーチによれば、ここのものがデザイン、質共に、もっとも優れている。 サンローランとのコラボでリミテッドエディションのバッグ(非売品)を試作するなど、ハイファッションとのリンクまでをも視野に入れた、とっても志あるプロジェクトなのだ。 今春は、そのコレクションの中からバッグとバスケットをピックアップ。生産地はアフリカのブルキナファソ。ここのコオペラティブで地元の女性にかぎ針のテクニックを指導。働く女性たちには経済的な自立をもたらし、そしてその結果、ゴミのポリ袋が、素敵なバッグやバスケットに。 ![]() なにしろもとがプラスチックなわけだから、水や汚れに強い。かぎ針編みだから伸縮性にもすぐれている。そして色は黒オンリー。というのも、先進国ではスーパーのポリ袋は色とりどりが当たり前だけれど、アフリカの多くの国では、そもそも黒のものしかないところが多いのだそう。ポリ袋のチョイスひとつにも、こんな南北格差があること自体、私には驚きだった。 パリで話題のセレクトショップMerciも、早速、ここの商品をラインアップしたという。ちなみにスイスではお取り扱いは今のところフェアリーテールのみです! ![]() こちらのバッグは40cm(w)x38cm(h)x20cm,68スイスフラン ![]() バスケット 大26cm 小16cm、それぞれ50スイスフラン、25スイスフラン
by michikonagasaka
| 2011-04-06 18:48
| fairy tale & サステイナブル
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