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序文にかえて
パリを皮切りに、アメリカ、ロンドン、そしてスイス等、国外が人生の半分以上になりました。多様な人々や文化や言葉に晒されるのがごく当たり前の日常。その中で色々なことを思ったり考えたりします。音楽と文学と哲学とお酒が、たぶん一番好きなことですが、昨今の国内外の状況には、いつまでもapoliticalでいられるはずもなく、ここでもときどき政治のことを書いたりします。
最新刊 「パリ妄想食堂」(角川文庫) 近著 「神話 フランス女」(小学館) 「難民と生きる」(新日本出版社) 「旅に出たナツメヤシ」)(KADOKAWA) 執筆依頼、その他、お問い合わせはmnagasakaアットマークbluewin.chまで カテゴリ
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2012年 12月 10日
![]() セール週間を狙い撃ちしたかのような連日の大雪、そして私事ながら家族の葬儀が急遽、週の真ん中に入るという、まさにこれ以上はあり得ないほどのハンディをかかえたフェアリーテールの最後でした。けれど、この大雪をものともせず、果敢に訪れてくださる方が本当にたくさんいらして、感謝の言葉もありません。 思えば4年前、フェアリーテール立ち上げのオープニングの日も、天の裁きかと思われるほどの大嵐に見舞われたものでしたが、その時も、多くの方がお祝いに駆けつけてくださいました。はじめて市内のギャラリーで展示販売をしたときにはお客さま有志のみなさまから立派なお花を届けていただきましたし、スイスや日本の雑誌やテレビだけでなく、オーストリアやドイツ、フランスのメディアに取り上げていただく幸運にも恵まれました。 そして昨7日(金)のお別れアペリティフの宵。その日は、朝方は雪も降り止み、「ああ、さすがに今日だけはスイスの空が私に味方をしてくれたんだわ」と、ほっとしたのも束の間、昼頃からひどい雪模様になり、窓外の景色はみるみるうちに一面の銀世界。ご存知の方も多いですが、なにしろフェアリーテールのショールームは、地獄坂ともよびたい急勾配の坂道に面しており、雪の日、とりわけ地面が凍りはじめるようなときのアクセスには、文字通り決死の覚悟が必要なのです。そんなわけで楽天家の私も、さすがにこの日ばかりは気弱になって、途中で友人が電話をしてきて「今日は行けないかもしれない、車が出せない」といったときには、思わず泣きそうになりました。せっかくスイスを我が住処と思い定めたところだったのに、この逆境に次ぐ逆境の攻撃には「ああ、やっぱりスイスに私はお呼びじゃないってことなんだわ」と、恨めしいようなみじめなような気持ちになったものでした。 が、蓋を開けてみれば、なんと多くの方が雪靴を履き、帽子をかぶり、全身雪だらけになっていらしてくださったことでしょうか。みんなでワインを飲み、おしゃべりをし、お買い物もしていただき、おつまみをほおばりながら、それはそれは楽しいひとときを深夜まで過ごしました。助っ人に登場してくれた頼もしい友人もいましたし、中には初対面だというのに「道子さんのご著書を読んでいて、こちらからはずっと存じ上げていました」とおっしゃってくださるのみならず、まるでアシスタントのようにワインを補充し、おつまみを盛りつけ、来客にはドアを開けてご挨拶までしてくださる、そんな方までいらしたのでした(早速翌日、彼女とはFB友だちになりました)。 そうこうする中、オンライショップの方にもたくさんのご注文をいただき、閉店後は連日、商品の梱包発送、在庫管理に追われる一週間でもありました。また前述の葬儀の日には、急遽、「生まれて初めて」の店員さん役を買って出てくれた頼もしい友人にも大いに助けられました。 いろいろな形でサポートしてくださったみなさま、本当にありがとうございました。 ポスト・フェアリーテールは、いろいろな残務処理もありますが、ともかくはまた、執筆活動のほうに専念していく所存です。早速来週からは、2月に発売予定の新刊の校正作業が待ち構えています。しばらくはその作業で忙しくなりそうですが、フェアリーテールと二足の草鞋でなんとか書き上げた原稿に最後のお化粧を施す作業なわけですから、それなりに思い入れもあり、また高揚感もあります。 ショールームは昨日をもってクローズとさせていただきますが、オンラインショップのほうは12月24日まで営業しております。完売商品や在庫僅少のものも多いですが、お買い忘れのある方は、是非、こちら→をご利用ください。
by michikonagasaka
| 2012-12-10 19:07
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