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序文にかえて
パリを皮切りに、アメリカ、ロンドン、そしてスイス等、国外が人生の半分以上になりました。多様な人々や文化や言葉に晒されるのがごく当たり前の日常。その中で色々なことを思ったり考えたりします。音楽と文学と哲学とお酒が、たぶん一番好きなことですが、昨今の国内外の状況には、いつまでもapoliticalでいられるはずもなく、ここでもときどき政治のことを書いたりします。
最新刊 「パリ妄想食堂」(角川文庫) 近著 「神話 フランス女」(小学館) 「難民と生きる」(新日本出版社) 「旅に出たナツメヤシ」)(KADOKAWA) 執筆依頼、その他、お問い合わせはmnagasakaアットマークbluewin.chまで カテゴリ
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2020年 04月 30日
![]() スイスに限らず、ここ2週間ほど、欧州の多くの国が次々と「出口政策」「緩和政策」を発表している。スイスの地理的な位置もあり、どうしても隣国の様子が気になる。国境を接するオーストリア、ドイツ、フランス、イタリア、リヒテンシュタインの様子、ちょっと離れた英国や北欧諸国の様子をそんなわけであれこれ観察するのだが、この緩和政策、国によって随分と違うのである。そしてその違いは、各国の産業構造やコロナ感染拡大の仕方に基づく部分はもちろんのこと、その国が「何を大切と考えるのか」といった価値観の違い、文化的な差異をも結構反映しているのだな、ということをつくづく思う。 というわけで今回は「何からオープンにしていくか」のヨーロッパ一周(一部)。全部網羅できていないし、随時、変更も入ってくるので事実とずれている点があればご容赦を。 スイス 第一段階(4月27日) 美容院、エステサロン、マッサージなどのサービス ガーデンセンター、花屋、ホームセンター 病院、医院、フィジオセラピー(理学療法)、歯医者等の(入院を伴わない)治療 葬儀 ※このサービスの中には、他にネイルサロンやタトゥー屋さんなどもちゃんと名指しで入っていて、タトゥーというのも結構、必需品扱いなのだな、という驚きがあった。 第二段階(5月11日) 義務教育の学校(州が独自で決めて良い) 全ての小売店 飲食店(一つのテーブルに4人まで) 美術館と図書館 ※当初のプランでは省かれていた飲食店がここに加わったのは、やはり驚き。「大丈夫なのか?」という不安も。一方で、美術館や図書館などの「閉じた空間」がオッケーなのに、動物園や植物園はなぜダメなのか、という動植物園協会からのクレームが入ったそうだが、無理もないな、と。 ちなみに冒頭の必殺仕置き人的な写真は、コロナ対策で大きく知名度と株を上げた二人、保健大臣のベルセ氏と、保険証感染症対策班の班長、コッホ氏。前者は800m走の選手として鳴らしたり、ピアノがなかなかうまかったりと、多面な顔を持つなかなか素敵な人。フランス語とドイツ語のバイリンガルの州(フリブール)出身で、記者会見で二つの言葉の間を自在に行き来する姿もいい感じ。後者はジョンホプキンズ大で学び、長らく赤十字で世界の感染症対策のフィールドで働いてきたキャリアを持つ人。冷静な分析、落ち着いた受け答えに好感が持てます。ドイツ語圏の人だけれど、もちろん英語でもフランス語でも完璧に対応可能。 フランス スイスと異なり、全ての外出に「許可証」携行が義務付けられたり、ジョギングも夜一時間だけ、など、随分と厳しい内容のロックダウン続行中のフランスでも、この度、フィリップ首相が国会にはかった「解除プラン」が可決され、今後の予定が確定(ただし、状況によっては変更)。そうか、スイスは政府が発表するだけだけれど、フランスは国会にはかるのか。非常事態宣言や感染症関連法のどれを使っているかによって、手続きに違いが出てくることが可視化され、これもまた興味深いところ。 で、そのフランス版解除ブランの大まかなところは 第一段階(5月11日より) 幼稚園と小学校の再開(ただし、登校させるかさせないかは各家庭で決めてよい) 保育園(子供の数10人以下に限り)の再開。 小売店やマルシェの営業再開。 小規模の美術館、図書館の再開 公共の場におけるマスク着用の義務。 墓地の再オープン 第二段階(5月18日より) 中学校の再開。 ※レストランやカフェの再オープンは未定。高校の授業は6月まで再開されない。県や地方をまたいでの移動は緊急と認められない限り引き続き禁止。仕事は引き続き、リーモートできるところはリモートで。 オーストリア 他の国に先駆け、ヨーロッパで緩和策に一番に踏み込んだのがオーストリア。早めの厳しい封じ込め対策が功を奏し、収束(感染カーブのフラット化)を早くに成し遂げたため、他国から「すごいな」と思われている。 第一段階 (4月14日より) 400平米以下の小売店、ホームセンター、園芸店が営業再開。 第二段階(5月1日) 上記に当てはまらない全ての小売店(飲食、ホテルを除く)の営業再開。 第三段階(5月15日) 飲食店、ホテルの営業再開。 ※公共の場所でのマスク着用は義務 イタリア
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by michikonagasaka
| 2020-04-30 21:32
| 身辺雑記
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