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序文にかえて
パリを皮切りに、アメリカ、ロンドン、そしてスイス等、国外が人生の半分以上になりました。多様な人々や文化や言葉に晒されるのがごく当たり前の日常。その中で色々なことを思ったり考えたりします。音楽と文学と哲学とお酒が、たぶん一番好きなことですが、昨今の国内外の状況には、いつまでもapoliticalでいられるはずもなく、ここでもときどき政治のことを書いたりします。
最新刊 「パリ妄想食堂」(角川文庫) 近著 「神話 フランス女」(小学館) 「難民と生きる」(新日本出版社) 「旅に出たナツメヤシ」)(KADOKAWA) 執筆依頼、その他、お問い合わせはmnagasakaアットマークbluewin.chまで カテゴリ
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2008年 09月 20日
ヨーロッパに長年住みながら、いやだからこそ、美容はオリエンタルものにずぶずぶとはまっていく。
ここしばらくのマイブームといえば、「インド式脱毛」。 子供が通うインターのママ友から紹介されたシュ○○マはネパール出身のエステティシャン。かつては街中にサロンを経営し、多くの顧客をかかえていたが、いろいろあって現在は自宅で口コミオンリーの「ごく限られたお客」だけを対象に、のんびりお仕事をしている。 彼女、一般のエステからヘアカット、マニキュアまでなんでもこなすエステティシャンだが、とりわけ評判なのが「インド式脱毛」。糸をこよりのようにくるくる、くるくるとよじることによって、顔の表面の毛という毛が、それはもうすっきりと伐採されていく。敏感な部分(口の周りとか、もみあげのあたり、とか)は、特に慣れないうちはちょっと痛かったりもするが、いつしかそれすら一種の快感となっていくのが自分でもこわいくらいによくわかる。眉もすっきりするし、施術後はなんだか顔が少し明るくなるような感じで、非常に気持ちがいい。 きけばインドやネパールでは、それこそカーストのトップからボトムまで(と彼女はいっていた)、どんな女性も気軽に脱毛サロンに出かけるのだそう。平均二週間に一度くらいの割で糸脱毛をしてもらうことは、かの地では、思春期以降、死ぬまで続くもっともベーシックな「女の身だしなみ」なのだという。そしてそこかしこに林立する脱毛サロンは、単なる美容の場であるだけでなく、女たちの社交の場。サロンにお出かけする日は、一人でなんか行くもんじゃない。友だちを何人もよんで、自分が脱毛してもらっている間、隣にはべらせ、お茶を飲んだりおしゃべりに興じたりするものらしい。なんかそれってちょっと楽しそうじゃないですか! このシュ○○マのアパート、町外れにあるのでちょっと遠いのだけれど、それでもなんとか時間をやりくりして(というか、優先事項を放っぽり出して)私もせっせと通うのが楽しみ。からしの種を使った頭皮マッサージや、なんだかよくわからない香油的なものをすり込まれるお手入れも、ディープなアジア感があってなかなか楽しい。(ちょっとカレーっぽい匂いが気になるといえば、まあそうなのだが・・・) ハリウッドでこのインド脱毛が流行りだしたのが数年前だったか? 今ではアメリカ全土に熱烈なファンが増殖し、私のシュ○○マにも、ボストンに住む同業のお姉さんからこのところ、 「あなたもこっちにいらっしゃいよ~。もう人手足りなくて、大変なのよ、手伝って~」 と悲鳴のラブコール攻勢がくるらしいが、当面彼女にはその気なし。 住み慣れたスイスで自分のペースで仕事ができる今の状態が快適だからだという。 シュ○○マがいなくなったら私だって困るので、ぜひ、スイスに根をはってもらいたいものだ。 さて、タイマッサージも私の日常には欠かせないアイテム。こちらもとあるお友だちの紹介で知り合ったP○○に、もはや「依存」といってもいいくらい、頼りきっている。タイマッサージも、インド脱毛以上にここ数年欧米諸国(および日本)で爆発的に流行っているが、マッサージフリークの私が、ホテルやスパ、その他あらゆる場所で試した中、P○○を上回る腕の持ち主には、まずお目にかかっていないわけだから、私が彼女に依存するのも無味もない話。シュ○○マ同様、P○○も昔はあちこちに広告を出してお客をたくさんとっていたそうだが、最近は 「昔からのお客さんだけでもう充分」 といたってのんびり。いついっても蘭の花が咲いていて、ピカピカに掃除されている彼女のおうちは空気まで清浄な気がしてとても気持ちがいい。 マッサージをしてもらいながら、あれこれおしゃべりするのもまた楽しい。 「タイレストランとタイマッサージを一つ屋根の下にオープンするのが私の夢」 そういってけらけら笑い出し、 「ナーんちゃって。できるわけないね」 というP○○だが、私としては是非是非実現して欲しい夢。 最後にもう一つ気に入っているのがアラガンオイル。モロッコショップで数年前に発見し、以来、手放せない。アラガンという、モlロッコに自然に生えている木の実からとれるオイルとのことだが、香りはごま油に似ていなくもない。これを髪にしみ込ませ頭皮までマッサージ。5分くらい辛抱してから普通にシャンプーをするだけのことだが、硬水でばさばさになりがちな髪も、これで見違えるほどしっとり(でもべたべたじゃない)。 モロッコをはじめとする北アフリカやアラブの国々、イランなどの方面にも、「まだグローバル化されていない」なにやらすご~く効きそうなマル秘美容法がたくさんありそうで、今後の開拓が楽しみなエリアだ。ま、そうはいうものの、「レア感」とか「エキゾチック感」「口コミで静かな話題に・・・」といた側面が与える心理的効果が非常に大きいのもまたこの美容という分野ではある。かのハリウッドセレブたちにしたって、「まだみんなが知らないもの」を探し続けることがどこか宿命化、いや強迫観念化してしまっていて、その図はちょっと「流浪の民」っぽい。そしてそんな彼女たち「上級流浪の民」の後追いをするだけの、情けない「中流流浪の民」たる私たち・・・・ま、それはたしかにそうなのだけど、そんなことで日常がささやかに楽しくなるのならば、中流だろうが下流だろうが構わん・・・というところで今回の締め。
by michikonagasaka
| 2008-09-20 06:38
| 身辺雑記
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